・宮城県道208号線大(おお)島線の旅

最後のデリニエーター これが地図の白い道が県道である証拠である。
この末端部に宮城県のデリニエーターがあるではないか。しかも比較的新しそうな。
ということで、この道は県道決定である。
ちなみにこれは行き止まりに一番近い、最後のデリニエーターである。
走行終了距離 外浜から浦の浜に戻り、距離を見てみる。
8172.3kmとなっていた。
出発時は8149.3kmだったから、大島では23km走ったことになる。
走行時間は約2時間。これでも寄り道したり遠回りしたりしての時間なので、ただ走るだけだともっと短縮できるだろう。
これをもし歩くとなれば、約6時間か。できないことはなさそうだが、かなりキツそうだ。
東北最大の島とはいえ、1周しても高々20km台。原付があれば1時間で回れる程度である。
こんな小さい島に自動車を持ち込むなんて大層である。原付1台あれば十分である。
むしろ、自動車だと逆に駐車場探しなどで余計に時間がかかりそうだ。
しかも、原付ならば船代が1000円で済む。うんと経済的で時間的にも効率が良い。
ただ、欠点は寒いことぐらいだろうか。
なので、気仙沼大島に行く際は原付で行くことをおすすめする。
帰り乗船券 ちなみに、これが往復乗船券の帰り分だ。
行きの分は黄色い券だ。
大きい方が原付を航送するための原付券。600円。
小さくて黄色い券は旅客乗船券そのものだ。こちらは400円。これで合計1000円となる。
小田の浜バス停 次の船まで1時間ほどあったので、ぶらぶらしてみることにした。原付があれば、どんなに遠くでも浦の浜から20分程で行けてしまう。便利だ。
写真は新王平のバス停近くにあったもの。
信じられないかもしれないが、バス停の近くにバス停である。
昼間の浦の浜港 名残惜しいので、浦の浜港を撮っておいた。
1つ向こう側の道が県道である。
右側にあるお土産屋はコンビニよりたくさんのものが売られている。
長崎のコンビニに行くぐらいならここで買うことをおすすめする。
正午になり、学校の鐘の音が聞こえてきた。キーンコーンカーンコーン
船が来た いよいよ船が来た。行きと同じ亀山号だ。
この便は危険物専用便というらしく、「危」のプレートを掲げた車両がどんどん降りてきた。
この日は水曜日。1往復が危険物専用便となり、一般乗客は乗れない船となるのだ。
しかも全体の船便が少ない2月。よくもまあ不利な日を選んだものだと自分でもびっくりである。
すれ違う船 船に乗った。これで宮城県道208号線大島線の旅は終わりとなる。あとはオマケである。
写真は気仙沼商港に行く途中にすれ違った旅客船だ。
来海と船に書かれていた。
室根山 船から撮った室根山(安波山かも)である。
233号線 気仙沼商港に着いて原付を船から出して帰ろうとするが、道に迷う。
なんとか国道45号線に出られた。あとは帰るだけだが、7時間も寒い中を進まないといけない。
ということで寄り道(ぁ
宮城県道233号線馬籠東和線である。
この道、気仙沼市本吉町西部の馬籠と登米市東和町を岩手県を経由することなく結んでいる。
狭い道で、自動車で走るのにあまり向いてない道だ。
なかなかおもしろい道で好きなので走ってみた。
雪が意外に残っていてびっくりだった。

12345789

前へ 宮城離島県道の旅へ トップページへ