その1で書いたように、この船はそのまま折り返す。 なので、盲腸線の終点に着いたがごとく、乗客が全員降りてから、これから乗る人達が乗ってくる。 巧妙なことに、こちら側には気仙沼商港行きと書いてあり、反対側には大島行きと書いてある。 |
船が出発する直前の浦の浜漁港である。 向こうには松岩の町が見え、出島の時ように目と鼻の先に本土が見える。 |
網地島同様、この島にもバスが走っている。 しかも、なんと気仙沼本土も走っているミヤコーバスだ。こちらはバス停まである。 |
大島到着時の距離はこんなものだ。これから大島線を走って距離を出してみる。 とりあえず、8149.3kmというのだけは覚えておこう。 |
大島線は地図によれば、8の字の北側が欠けたような形をしていた。 とりあえずは片方の行き止まりである磯草に向かってみることにした。 すると、いきなり道路標識を発見w 船の本数が多いせいだろうか。横断歩道にわざわざ横断歩道の標識が立っている。 これ、横断歩道はあっても、網地島や出島では見かけなかった。 |
なんと速度制限まであった。 ほとんど本土と感覚が変わらない。 こういうのがこんな場違いのようなところにあるということは、おそらく交通事故が多かったのだろう。 もちろん、県道だけではなく、至るところにあった。 |
海沿いを走り、坂道を上り、森林の中を少し走った後、磯草に着いた。 この先、行き止まりである。道はあったとしても私道っぽいので入らなかった。 その行き止まりから振り返って県道を見る。こちら側は末端の一部区間だけ1車線であとは2車線のようだ。 そもそも、この1車線区間が県道かどうかは怪しいが(ぁ |
上の写真の反対側はこんな感じ。 なお、右側に細い道が続いている(私道っぽいと書いた道) 対岸は気仙沼の町だろうか。 さて、磯草といえば気仙沼市公式サイトによると、大島架橋の大島側の接続点のようだ。 出島と同様、大島にも橋をかける計画があるようで、完成は7年後(2018年)だそうだ。 ここから橋がかかるのだろう。 しかし、大島架橋の本土側の接続点は小々汐(こごしお)。写真の見えている場所にかかるのではなく、もっと東側にずれた場所にかかりそうだ。 |
2車線区間が終わるところから2車線区間を撮影。 きっと大島架橋はこのあたりで分岐するのだろう。 ちなみにここから浦の浜までずっと2車線である。 |
上の写真のカーブを右に回った後、余計なお世話だと思われる時速40km/hの速度制限標識が出る。 道的にはあまり変わらないのに、どうしてここで速度制限を受けなくてはいけないかという感じ。 きっと交通事故の多い道なのだろう。 のびのびとしたところが離島の良さなのに、この大島の道路標識のせいで、その気分がぶち壊しになった。 大島架橋に備えての準備なのだろうか。 橋ができて島の暮らしが変わったりしないだろうか。 続きは浦の浜までこの県道を走ってみることにする。 |