・宮城県道217号線出(いず)島線の旅

検査時のダイヤ 公園内には待合室があった。
その待合室の前にご丁寧に検査時の臨時ダイヤが貼ってあった。
網地島ではこういうのは見かけなかった。
おそらく網地島ではダイヤが島民全員の頭に入っているか、検査時になってもダイヤが変わらないかだろう。
観光地はたくさんあるが、やる気のない網地島。観光地こそ少ないが、やる気がある女川の出島。対照的である。
荷物運搬について 荷物の運搬についての注意の張り紙もあった。
手荷物は別に運賃を払う。とマリンパル女川での注意書きがあったが、この張り紙ではさらに自動車運送についても書いてある。
原則1日2台まで。そりゃあフェリーじゃない旅客船で自動車を運ぶから例外中の例外なわけだ。
そういえば県道を走る自動車こそ見かけなかったが、島には自動車がある。だいぶ前の写真だが、学校の向かいにあるアパートには原付が停めてあった。
島に自動車工場や自転車屋があるわけがないので、あれらは全部本土から航送してきたものだろう。
出島遺跡案内 公園と待合室を撮影。
その前に出島の文化財案内の看板があった。
今回通った県道以外にもおもしろそうなものがいくつかあるようだ。
出島架橋 これが船着き場だ。
出島架橋のことが書かれているが、いかにもここから本土へ橋がかかりそうな感じである。
しかし、ここから橋がかかることはないだろうと思う。なぜなら、ここと本土との間はそこそこ距離がある。
目の前に手を伸ばしたらすぐ届きそうな陸地があるが、案外距離がある。
それより、出島内にはもっと本土との距離が短い場所が島中央部にある。おそらく橋がかかるなら、あそこからかかるだろう。しかも、そのあたりには今回通った新道がある。そのL字に曲がった部分を延ばしていけば・・・
きっとその道に合流する感じで橋がかかると思われる。
突き当り 船着き場を左手に見て、直進すると突き当りにぶつかる。
ここは右側へ曲がる。
郵便局 県道起点にあるはずの郵便局である。が、起点標が見つからない。
なお、寺間からここまで1時間弱で来れた。網地島より小さい島なのですぐに島を回れる感じだ。
郵便局の猫 起点標を探していると猫に出会った。
なんとなくシーズー犬に似ていると思ったのは俺だけ?(ぁ
郵便局から内陸へ 日暮れが近づいてカラスがうるさくなってきた。なんだか嫌な予感。
郵便局の脇にある道を少し奥に進んでみた。
すると終点標らしきものが・・・
その終点標らしきものがあるあたりから海側を振り返って撮影してみた。
離島振興センター 終点標の脇には離島振興センターという立派な建物が建っていた。
女川町役場出島支所のような感じだろう。
なお、網地島と出島は割と近くにあるが、網地島は石巻市で出島は女川町。微妙に自治体が違うのである。
診療所 離島振興センターから道路を挟むと診療所があった。
出島集落は名前の通り、出島の中心部となっている。
保育所こそ寺間にあるが、役場出張所(どうやら寺間にもあるようですが)、郵便局、診療所は全てこちらに揃っている。
続きは間違えてしまった県道の軌跡を追う。

12345678オマケ

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